【レビュー】コロナウイルスのワクチン(ファイザー)接種後の副反応について(2回目接種)

「コロナウイルスのワクチンの接種を受けるか悩んでいる。」

「実際、どんな副反応が出るの?」

 

こんなお悩みや疑問をお持ちの方も多いと思います。そこで、この記事では、コロナウイルスのワクチン(ファイザー)接種後の副反応について、私の経験を紹介したいと思います。

 

※あくまでも、個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。ワクチン接種にあたっては各自でご判断いただくようにお願いします。

外部リンク:新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページ

 

その①|ワクチン接種に至る経緯

私は、関西にある某公立中学校で勤務をしている30代男性です。今回の接種にあたっては、勤務する自治体の、教職員向けのワクチン接種(いわゆる職域接種)があるとのことで、接種することにしました。

 

接種に関してはもちろん任意でしたので、接種するかどうか少し悩みましたが、「生徒や保護者と対面する職業であること」「コロナによる病床のひっ迫状況や医療従事者の状況」「ワクチン接種によるリスクとベネフィット」などを考慮して、接種することを決めました。

 

一方で、同僚の中には接種をしないという選択をされている方もいました。その中で多かった声は「安全面で不安がある」「後発でより良いワクチンができる可能性がある」「(年齢が若いので)感染しても重症化しずらい」などの理由でした。

 

その②|1回目のワクチン接種について

7月上旬に、1回目のワクチン接種を受けました。

 

当日の朝は、事前に体温計測と問診票の記入が必要で、会場でそれらを提出しました。

 

会場では、本人確認ののち、医師によるカウンセリングがあり、当日の体調や過去の病歴などを確認された後、ワクチン接種を受けるブースに案内されました。

 

ワクチン接種のブースでは、どちらの腕に接種するかを聞かれたので、利き腕ではない方の腕にお願いをしました。接種自体は、ほんの数秒で終わりましたが、筋肉注射なので、普通の注射よりも痛みは強く感じました。注射された箇所がボワーンと麻痺するような感覚です。

 

その後、15分間は用意された椅子で待機するように指示されました。接種後は、特に問題かったため、すぐに帰宅することができました。

 

接種にかかった時間はトータルで30~40分といったところでしょうか?1回目は発熱や頭痛などの副作用は全くありませんでした。ただし、腕の痛みは翌日まで続き、腕を上げたり、腕を下にしいて寝たりすることはできませんでした。

 

その③|2回目のワクチン接種

1回目のワクチン接種から3週間後に2回目のワクチン接種を行いました。当日の朝~接種後までの流れは1回目とほぼ同じでした。

 

2回目の接種後すぐも、腕の痛み以外は特に副作用らしい症状も出ず、すぐに帰宅しました。帰宅後も体調に変化はなく、いつも通りの生活をして翌日の仕事に備えて、早めに就寝しました。

 

翌日は、前日早めに就寝したおかげか、スッキリと目が覚めました。仕事に行くために、顔を洗い、朝食をとってと準備を進めているうちに、うっすら頭痛がするような感覚がありました。

 

「もしかしてこれは・・?」と一瞬不安が頭をよぎりましたが、知れた痛みということもあり、通常通り出勤することにしました。通勤途中も、いつも通り英語の勉強をしていましたが、頭痛のせいか、いつもよりは集中できない感じでした。

 

学校に到着後、仕事を進めていると、頭痛が少しずつひどくなり、さらに悪寒がするようになってきました。やるべき仕事が溜まっていたこともあり、何とか仕事をこなそうとしましたが、昼頃になり、かなり症状が悪化してきたので、発熱はなかったものの、帰宅することにしました。

 

帰宅後、すぐにベッドに横になり休みました。その後夕方ごろに目覚めたのですが、体調は回復するどころか悪化していました。このころでワクチン接種から24時間ほど経過していましたが、37度5分まで熱が上がり始めました。

 

そして、その後も熱は上昇し、ワクチン接種から30時間後には、38度まで熱が上がりました。普段、ほとんど発熱することがないので、かなりつらく感じ、熱を下げるために薬をのみました。(ちなみに私が服用した薬は「イヴ」です

 

薬の服用後は少しずつ、熱も下がり始めました。翌日の朝には、平熱に戻り、問題なく仕事ができるほどにまで回復しました。頭痛も少し残っていましたが、仕事に影響が出るほどではありませんでした。

 

ワクチン接種から48時間ほど経過するころには、すべて元通りといった感じで元気な体に戻ることができました。

 

その④|ワクチン接種を終えての感想

知人などの間で、ワクチンの副作用を訴える人が多かったのですが、ワクチン接種を受けるまでは「自分は副作用など出ないだろう」と勝手に思い込んでいました(笑)

 

根拠は特にありませんでしたが、そもそも、私はありがたいことに病気というものに無縁な人間で、前回いつ発熱したかも思い出せないほどでした。そのため、大丈夫だろうと高を括っていたら、今回のような結果となりました。

 

私の経験から言えることは、たとえ普段健康な人でも副作用が出る可能性は十分にあるということです。実は、同じタイミングで2回目のワクチン接種を受けた同僚の半数が、発熱などの原因で、翌日の仕事を休んでいました。これらのことを考えても、ワクチン接種の副作用は決して小さいものではないと思います。

 

ただ、現在これだけの新規感染者が出ている状況で、病床のひっ迫具合や医療現場のことを考えて、自分ができることは何かと考えた結果、私自身は接種するという決断をしました。

 

実際これが正しい判断なのかは、現時点でははっきり分かりませんが、接種したこと自体に今のところ後悔はありませんし、コロナの感染リスクを減らすことができたことに対する安心感もあります。

 

この記事が、お読みいただいた方の参考になれば幸いです。